栄養科
栄養科指針
- 患者さまひとりひとりのニーズにあった食事の提供。
- 安全でおいしく、楽しく、治療につながる食事の提供。
- 基本的には、冷凍食品を使わず旬の食材で提供し季節感のある食事の提供。
- 天然だしを使い、減塩食でも、おいしく食べられる食事の提供。
- 高齢者にあった郷土料理を取り入れた食事の提供。
朝の朝礼風景
病院の食事について
食事時間
朝食:8時 昼食:12時30 夕食:6時で、暖かい料理は暖かく冷たい料理は冷たく提供させていただきます。(温冷配膳車)
行事食の提供
この地方の時期のある行事にあわせた料理の提供をさせていただきます。
つとっこ
冷汁
ぼたもち
おっ切り込み
けんちん汁
栄養補助食品の活用
積極的、有効に利用し、疾患改善のために使用します。
食欲のない方・十分栄養が取れない方
(濃厚流動食) |
糖尿病の方など | 主菜 (魚・肉・大豆製品などが十分とれない方) | 腎臓を庇護するため、 タンパク質を控える方 |
鉄欠乏症貧血で 増血剤が合わない人 |
1パック輸液1本分のエネルギーが取れます。 | 血糖を上げず、砂糖と同じ味付けができます。 | 褥瘡(ひどい床ずれ)・食欲のない方) | 腎不全・糖尿病腎症の方 | 鉄欠乏症貧血・妊娠中毒症の方 |
栄養食事指導について
栄養指導室の窓辺
(ひとときの癒しの時間)
“あなたの気持ちが少しでも安らぐように”
生活習慣病を予防・改善しましょう。
あなたは健康ですか?“健康だと思っている人”“少し気になるけど元気だから・・・”なんて思ってないですか!もし少しでもひっかかったら!ほおっておかないで下さい。今が大事です。早めに治療しましょう。
どうして栄養食事指導が必要なの?
- 糖尿病、高血圧、高コレステロール、高中性脂肪のある方はほとんどがその名の通り毎日の生活習慣により起こります、すなはちその習慣を見直せが改善できるのです。
- あなたが、元気で長生きしたい、悔いのない人生を送りたい、そんな思いのお手伝いをさせていただきます。
どうすれば栄養指導は受けられるの?
- まず、外来を受診し主治医に相談し指示を仰いでください。
- かかりつけの医院にかかっている方は、紹介状を持って当院の外来を受診し主治医の指示を仰いでください。
- 外来受診は電話で予約が取れます。
- 栄養食事指導は主治医の指示のもと、予約制となっています。
栄養指導室の風景(お正月飾り・おひな様飾り)
糖尿病教育入院について
糖尿病の患者さまとその家族の方々のために
今、日本では石をなげれば糖尿病の人に当たると言われています。そのくらい糖尿病が増加して猛威を振るっています。 政府の統計では1960年の初め頃は日本中で糖尿病患者総数が 3万から3万5千人だったのですが、現在では糖尿病と診断された人が約700万人、糖尿病予備軍と言われる人が1620万人くらいだろうとされています。ずばり、40才以上の人の約3割弱に当たる人がこの病気に近いところにいると考えなければなりません。原因は簡単です。食べ過ぎと極端な運動不足です。日本人のご先祖は数万年前、日本列島にやってきました。その頃からつい最近まで日本人は十分な食料を手に入れられられませんでした。日本人は飢餓と労働には強くなるように進化してきたのです。十分な食料が体を使わずに手に入るようになったのは、戦後だいぶたってからのことです。生活が豊かになって平均寿命は飛躍的に伸びたのですが、糖尿病に関しては皮肉なことに、これが約45年間になんと500倍の患者を作る主因になったのです。"どこへ行くのも車、お腹がすいたら冷蔵庫、そこになければコンビニ。お腹が満ちたらテレビでも見ながらおねんねしましょう。"これが糖尿病の原因なんです。そうなんです。糖尿病はたくさん体を動かして、少ししか物を食べられなかった昔にはほとんどなかった病気です。だから予防も治療もその昔の生活に帰れば良いことになります。いいものを少なく食べて、よく体を動かせばよいのです。と口で言うのは簡単ですが、一旦楽な生活を手に入れてしまった人には、これがそう簡単ではないのです。これを実行するためには、食事と運動と薬についての知識を糖尿病とつきあうためにの武器として学習してもらわねばなりません。そこで、この糖尿病教室では皆さんに上手に糖尿病の治療、予防についての生きた知識を伝授するためにこの冊子を作成しました。しっかり学べば絶対に面白し、楽しんで学んでいるうちに得をします。さあ皆さん、しっかり勉強いたしましょう。
健康フェスティバルについて
主旨:町民ひとりひとりの健康意識を高め、疾病に対しての知識を身につけるとともに健康な生活を送れるよう栄養面に対して支援していく。
糖尿病予防コーナーの展示風景
糖尿病食の献立調理例の展示
単身老人配食サービスについて
小鹿野町社会福祉協議会より委託を受け、単身老人に食事の配食サービスをします。ボランティアの方の協力で年5回行われています。手作りのおもてなしで大変喜ばれています。